木製サッシ仕様

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よくある質問


窓やドアが木製だと、腐る心配はないの?
木は「水分・空気・温度・栄養」の4条件が全て揃うと腐朽菌が繁殖しますが、濡れてもすぐに乾く環境にあれば、簡単に腐ることはありません。WOOD FENSTERは、水を吸いやすい木口にも木材保護塗料を十分に塗装することにより、万全の腐食対策を行っています。
「木製サッシ」と「木製建具」、どう違うの?
「木製建具」は「可動部分(建具)」のみを意味し、開口部材としての性能保障はありません。対して「木製サッシ」は「外枠一体型の開口部材」であり、気密・水密・耐風圧性に非常に優れています。よって建物の外部に接する部分は木製サッシ、室内の間仕切りは木製建具を使用するのが通例です。
木製サッシに興味はあるけど、大丈夫なの?
日本では木製サッシが普及していないため、その特性がほとんど知られていませんが、高い断熱性が求められる「窓」と、高い熱伝導性が求められる「ヤカンやナベ」が同じ素材であることは、そもそも不思議なことです。「アルミ製サッシって大丈夫なの?」という質問の方が、本来当を得ているのではないでしようか。
海外でも日本と同様、アルミ製サッシが普通なの?
ヨーロッパ主要国では木製サッシの使用率が45〜95%あり、日本とよく似た気候のイタリアでも65%という調査報告があります。高い断熱性能が求められる建物の開口部にアルミ製サッシが90%以上使用されている日本は、世界でも特異な存在であると言えます。
木製サッシを採用するメリットは?
木は極めて熱を伝えにくい素材であるため(熱伝導率がアルミの約1/18O0)、室内の冷暖房効率が上がり、光熱費の軽減が期待できます。また他の性能(気密・水密・耐風圧・遮音)においても非常に高い数値を持ち、建物全体の性能を上げ、健康で快適な暮らしに貢献します。
木製サッシは健康に良いと聞くけど、何が良いの?
「木製サッシ+複層ガラス」は、製品全体としての断熱性能が極めて高い上、特に枠(木部)が結露することはありません。その結果、結露に起因する窓周辺の壁・床のシミや汚れ、およびそれに伴うカビの発生を抑えるため、アトビーやアレルギーの原因物質対策に大変有効とされています。
「木」を使うことの、自然環境への影響は?
木製サッシは、使用時の省エネルギー性に優れているだけでなく、製作過程においても炭素放出量が少ない、高性能な工業製品です。計画的な樹木の育成・製材・製作・消費・廃棄までのトータルにおいて、木製サッシはじめ木製品の積極的な利用は、C02削減・自然環境保護に大きく貢献するものであるとされています。
木製サッシの主なメンテナンス方法や、他の留意点は?
立地条件にもよりますが、通常2〜3年毎の外部面再塗装をお勧めしています。金物可動部分は、市販の潤滑剤を適宜ご使用ください。尚、設計段階での配慮(屋根・軒・庇を長めにする、室内側に寄せて取付け、濃い色調の塗装等)によって、外部面の耐候性をより高めることができます。
WOOD FENSTERの取付ができる建物は?
建物の種類によりネジの他、溶接での取付けもできます。つまり木造(在来・2X4・ログハウス等)、RC、ALC、鉄骨等、あらゆる工法の建物に取付けが可能です。尚、取付方法や納り等につきましては、別冊の「標準仕様書」で詳しくご覧いただくことができます。
WOOD FENSTERの標準仕様、またその他の仕様とは?
WOOD FENSTERは、部材自体の基本性能が高い「米ヒバ/複層ガラス/ドイツ製金物/木材保護塗料」を標準仕様としています。また全てカスタムメイド製作のため、サイズはミリ単位でのご注文が可能である他、国産地域材を使った製品等、ご要望の仕様にお応えすることができます。
WOOD FENSTERの納期は? また製品保証については?
ご注文数量にもよりますが、図面承認をいただいてから30〜40日を納期の目安としてください。また原則的な保証期間は納品後1年間、製品からの雨水浸入につきましては10年間です。尚、保証内容の詳細その他は、別冊の「標準仕様書」をご参照ください。
WOOD FENSTERが他の木製サッシより優れているところは?
WOOD FENSTERはヨ-ロッパの先進技術に日本の建築ニーズを融合させた、木製サッシ専門メーカーによるMade in JAPANの製品です。適正な含水率管理のための大型木材乾燥設備および特殊ガラス対応可能な複層ガラス工場を自社に持ち、高品質+高性能な木製サッシのトータルプロデュースを実現しています。
購入から納品までの手順は?
まず窓種、サイズ、材種、ガラス種等をご検討いただき、それに添ってお見積をさせて頂きます。その後、WOOD FENSTERの施工図(取付納り図面)を作図し、最終的な仕様や色、サイズを決めます。製作後、搬入、取付(現場大工さんが取付する場合がございます)し、開閉調整を行います。
塗装色はどんな色がありますか?
「塗装のページ」に塗装色を記載しています。再塗装する場合は木製保護塗料であれば上塗が可能です。クリアー系の塗装は顔料が含まれていませんので紫外線を通します。色が着いていない塗装よりも劣化が早く再塗装も困難ですので外部に面するところにはお勧めしません。

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